2020年から英語教育活動が小学3年生から始まりましたが幼児や低学年の子供の英語教育は必要か?という問題で賛否両論紛糾。
この記事では、賛否両論の意見内容や理由を抜粋・要約しました。
子供も親もこれからどういう流れになるか不安ですが教員や有識者の本音を調べた結果、大勢的には賛成が多かったです。
その中で、早々の未就学幼児期年代は反対、小学校低学年からは賛成という年代別の傾向が見られました。
小学校教員の子供英語教育賛否と理由(要約)
英語担当外も含めたすべての小学校教員のアンケートを調た結果。
引用
『英語教育に対する賛否 - ベネッセ教育総合研究所』
https://berd.benesse.jp/berd/center/open/report/syo_eigo/2006/pdf/data_15.pdf
『英語教育に対する賛否 - ベネッセ教育総合研究所』
https://berd.benesse.jp/berd/center/open/report/syo_eigo/2006/pdf/data_15.pdf
小学校で英語教育を行うこと自体は、
「どちらかといえば(はっきりしない)」を含んだ賛成が約7割。
必修化と教科化(成績)については、
「どちらかといえば(はっきりしない)」を含んだ反対が半数超え。
すなわち
「小学校の英語教育は必要であるが、教育方法に疑問があると思う」という結果です。
- 一定時間必ず英語を教えなくてはいけないのか?
- 成績評価は必要なのか?
という理由(疑問)が多いです。
有識者による子供英語教育の反対理由(要約)
- 赤ちゃんなどあまりにも早い時期に英語教育を行うと、英語と日本語の脳へのインプットに対応できず、過度のストレスが起こる。
そして結果的には英語も日本語も一定レベル以下で止まってしまう。 - 家や学校など日常生活は日本語なので、コミュケーション力や論理的な思考能力がついてからがよい。
- 英語がしゃべれても日本の文化が分からなければ意味がない。
- 社会人になって英語が必要ない職業のほうが多い。
全ての子供に英語教育を無理に押し付ける必要はない。
有識者による子供英語教育の賛成理由(要約)
- 英語耳(英語を聞き取る能力)は3~7歳。
これを過ぎると、ネイティブの発音を聞き取るのが難しい。 - 日本人と英語圏外国人の口と舌の使い方は違う。
幼児期のうちから慣れさせ、正しい発音を覚えたほうがよい。 - 幼児や小学校低学年から外国人への抵抗感をなくし、コミュケーション力を養うことが重要。
- 日本は世界に誇る「英語後進国」と言われている。
とくに上位ランクの韓国人と比較すると、小学校高学年の英語力に対し日本人は中学校2年生程度と言われている。
英語の世界人口は約15億と、これからのグローバル化に欠かせない。
ということから子供の英語早期教育が必須である。
まとめ
賛否両論ありますが、賛成派が大勢を占めました。
わたし自身のつらい体験からも、子供の英語早期教育は必要と考えています。
社会人になってから英語・英会話を学んでいては時すでに遅し!
会社から外国出張を要求された。
韓国に行ってくれる?
ただし現地では英語しか使えないよ。
ただし現地では英語しか使えないよ。
え~急に、、こりゃ参った英会話かぁ!
あわてて本屋に飛びこみ英会話の本を買っている姿は、わたしのような昭和世代で終わりにしましょう^^
子供の英語早期教育次回予告
子供の英語早期教育は必要と決定づけた上で、教育内容は?開始年齢は?についてもっと掘り下げます。
次回は、子どもの早期英語教育必須の理由2つ、日本型雇用システム崩壊と失業をお伝えします。